2014年 02月 18日
迫られる方向転換?? カッフェボローニャでさえなくなる可能性。
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「君がやろうとしているのは趣味なんだよな、商売をやらなくちゃいけないんだから。」
雪の影響で他にお客さんのいない店内。私に不動産屋の娘さんを紹介した常連のお客さんはそう苦言を呈する。
「オーセンティックなイメージの(このブログのトップ画像を参照してもらいたい)店内」だと、やはりお客さんが入りずらいのではないか。
それに内装にかかる工事費もかなりかかってしまうのではないかと言う指摘。
「コーヒーやサンドイッチなんかじゃ儲からないよ、夜のお酒で稼がないと。」
お店の名前やロゴのデザインに関しても、こだわりを捨ててもう少しわかりやすいものにした方が良いのではないかと言う意見。
「BOLOGNA」なんて誰も読めないよ?
確かにそうかもしれない。私の思っている以上に、普通の日本人にとってボローニャと言う地名はマイナーなのだろう。「GNA」を「ニャ」と読むなんて予想だにしないのだろう。
でもまてよ? それにしたって街にはこんなに読みずらい名前の店があふれているじゃないか・・・・・・あっ、だから3年後には9割の店が潰れてなくなってるわけだ。
いや、でもなぁ。昔からある店でも十分お店の名前が分かりずらい店もあるはず・・・そうか経営母体に資本があって赤字でも続けられるのか。
等とぐるぐる頭の中で考え始めると収拾がつかなくなる始末。
「やりたくないお店をやっている人ほど成功しています。」
以前にいったセミナー講師の一言が頭に浮かんで離れない。
それじゃぁ、カフェをやりたい人間がみんなスターバックスみたいなお店をやれば良いのか?もちろんそうではないだろう。
つまり個性を出しても、それにとらわれ過ぎてニーズを完全に無視するような事をしてはいけないと言う事。
自分の表現したいものと、ユーザーが受け取りたいものがうまくバランスの取れるポイントを見つける事が大事だと言う事に違いないが・・・・
この常連さんの核心をついた指摘は、何気に自分の中でもうすうす感じていた事だったからだろうか。言われた時はなぜか少しホッとした。
「イタリアンバールのテーマスポット」
と言うコンセプトを変えるわけにはいかないが、店舗内装をはじめもう少し考え直してみようか。
でも、「CAFFE BOLOGNA」の名前を変えるのは・・・・・・カタカナにすればいいのか?
by caffe-bologna
| 2014-02-18 21:11
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