2013年 01月 02日
東京神楽坂ランド
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神楽坂にお店を出店したいと思う。
もちろんそれはまだ希望の段階であって、実際に出店できる可能性があるのかをこれから調べていかなければいけない。
それなりに色々と街を見てきたつもりだが、あまりピンとくる街が少なかったのは、その街の雰囲気が現実的だったから(もちろんそれは当たり前の事だろうけども。)と言うのがある。
少なくとも私がやろうとする店は、駅前のドトール的なお店のシステムの分かりやすさと快適性を求めて来店すると、なんだかはぐらかされたような気分になってしまうかもしれない。
何しろ"テーマパーク"なのだから。
となるとやはりお店の周りの雰囲気が重要になってくる。
つまり、"プーさんのハニーハント"がとつぜん代々木公園の中にあったとしても、「やったぁ!プーさんのハニーハントだ!!」と何の疑問も持たずに素直に楽しめる人はなかなか居ないのではないか?いきなりそれを楽しむテンションに持っていくには難しいものがあるように思える。何事にもまず心の準備という物が必要なのだ。
ゲートをくぐりワールドバザールを抜け、チュロスを頬張りつつスプラッシュマウンテンのファストパスを取ってからの90分の待ち時間。そうやっていよいよ、人は"プーさんのハニーハント"を受け入れる準備が整うのだ。
知名度に雲泥の差こそあれ、私のやろうとするお店もつまりそれである。
ちょっとだけ個性的なお店をやるには、そのお店にたどり着くまでの周囲の環境がとても大事なように思える。
神楽坂という街は、料亭でも有名なエリアだが、イタリアンやフレンチ、そのほかのカフェも多く密集する地域、この街にくる多くの人たちがそれを認識し、そしてちょっとわくわくしながら訪れる。
神楽坂というテーマパークの中でこそ、カフェボローニャと言うアトラクションはその真価を発揮することが出来るのだ。
・・・・・あれ?アトラクションになっちゃった。
by caffe-bologna
| 2013-01-02 11:32
| 開業に向けて考えること