2012年 12月 21日
百聞は一見に・・・
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「えー、テーブルないんですか?私座りたいですぅー。私にはムリかな。」
夜はドラッグストアで働くようになってから、私にはいわゆる"普通の日本人"と接する機会が増えた。
ここで言う"普通"とはつまり、イタリア文化やエスプレッソコーヒーと言うものに対しての興味がいわゆる"普通(ほぼ無)"と言う事。セガフレードザネッティや、今働いているイタリア系のカフェとは周りのスタッフの人種が明らかに違うのだ
まずバールと言う物を説明する事に苦労する。カフェでもあり、バーでもあり、キオスクでもあり、日本で言うコンビニ並みの件数を誇るものでもあり。
でもそんな事をいくら説明したところで、やはり彼らの頭にはピンとこない。しかし普通の日本人にもお客さんとして来てもらわなければならない。いくらイタリア好きの日本人をメインターゲットにするからと言っても、それだけでは絶対的分母の不足があるのだ。
彼らの正確な意見や感想を求めるには、やはり正確に"バール"と言うものを認識してもらわなければいけないのだ。
そんな私は最近ある強力なツールをゲットした。
そう「 iPad mini 」である。
通常のiPad に比べれば格段に薄く、軽くそして適度な大きさ。何よりもアップル社のブッチギリのデザインセンスの良さが、今まで他社のミニサイズタブレットに手を出さなかった理由でもあるが、そんな事は今回の記事には全く関係ないことに今気が付いた。が、あまりの嬉しさ故の脱線に少しばかりお付き合い願いたい。
とにかく、私にとってこのツールの最大の利点は「他者へのプレゼンテーション」が出来る事。
そう、イタリアでとったバールの写真や動画を保存して、実際に見せればいいのだ。「百聞は一見にしかず」
「えー!私ぜったいにいきますー。」
ほら、冒頭の彼女もその態度を一変させてムードはすっかり好感触である。
早速残りの写真も全部コピーしてしまおう。そうやって昔の写真をあさっていると、すっかり忘れていた写真や昔考えていたアイデアを思い出したり、思わぬ収穫があった。「百聞は・・・・」は私自身に対しても有効だったのだ。
ただやみくもに考えているよりも。こうして写真を見ながらの方が、ずっとアイデアが生まれやすい。それにこうしてiPad mini に写真を写しておけば、何処でも何時でも手軽に見ることが出来るのだ。
この"手軽に"と言うことが本当に重要である。
思いついた事も簡単にメモが出来る、起業や飲食関係の書籍を読むことも出来る。エリアさがしの街歩きには大きな画面のマップ機能で強力にサポート。
つねに自分のそばにあり、その夢の実現に強く拍車を掛けてくれるに違いない。
テーブルないとは・・・・・言ってないんだけどね?
by caffe-bologna
| 2012-12-21 03:31
| 開業に向けて考えること