2013年 12月 28日
クリスマス周辺は鳥取県に帰省していました。
法事で帰省したのですが、私の家の墓があるのは島根県にある石見銀山のほど近く。
御住職の読経の後はありがたいお話に耳を傾けるのですが、今回は「中道」と言う言葉について。
おもむろにご住職が懐から取り出したのは太陽系の写真が印刷されたA4の用紙。いったいどんだけスケールのでかい話をしだすのかと思えば、この太陽系で地球と言う星がいかに太陽に近すぎず遠すぎず、ちょうど良い場所にあるのか。(だから地中は水と緑にあふれる星である。)
そのなかでも日本と言う国はいかに四季のはっきりした気候でちょうど良い場所に位置しているのか。
更にその中の島根と言う県はいかに恵まれた場所に位置しているのか。(地震の心配全くご無用。島根は完全にスルー)
そしてさらにその中の大田と言う地域の素晴らしさ。山も沖縄に次いでエメラルドグリーンの海も。沢山ある温泉にも車ですぐの好立地。
そんな中に800年前から続くこのお寺があり、見晴らしの良い高台にお墓がありますよ。と、最終的にはよくわからない方向に・・・・
そもそも「中道」と言うのは”丁度良い”こと、”ほどほど”の素晴らしさを説いているのだと思うが、お堂のあまりの寒さに震え最後の方は気もそぞろであったものだから、結局なんだかよくわからないままご住職のありがたいお話は終わったのである。
自宅に戻りその後は会食。結構なボリュームをすべて平らげたのがたたったのか、その夜は腹痛に苦しみながらご住職の「中道」を思い出し、”あぁ、やっぱり腹八分目が大切なんだ”とありがたいお言葉をかみしめながら眠りについたのでした。
さて、この鳥取と島根のほぼ県境。安来にはあるカフェがあります。
ここまで言ってしまえばピンとくる人も多いのではないかと思うのであえてお店の名前は明かしません(笑
10数年前、ここでカプチーノを飲んで大きな衝撃を受けた私は、一点の迷いも感じることなく「イタリアンバール」をやろう!!と決意したわけなんですが、今回ももちろんお店に立ち寄ってカプチーノを頂きます。お店の雰囲気も多少は変わりましたが。やはりここに来るとあの頃を思い出して新鮮な気持ちになれるわけです。
ところで以前島根にスターバックスがオープンして話題になりました。これで鳥取は「人口最少県」に次いで、「日本で唯一スターバックスの無い県」の二冠を達成した訳です。とおもったら島根には今度2店舗目のスターバックスが出来るらしいじゃないですか。鳥取にはまだ一件もないのに。
こうなったらむしろ「スターバックスはこちらからお断り」と言う姿勢を売りにすればいいんじゃないかと、岸本町からほど近い温泉につかりながら考えるのでした。
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by caffe-bologna
| 2013-12-28 00:48
| 今日の出来事